
ロイヤルオペラハウスと、グラインドボーン音楽祭のオペラを
スクリーンで上映するlivespireの、
サントリーホールのブルーローズ(小ホール)、
プレミア上映会を見に行く。
http://www.livespire.jp/カルメン
http://www.livespire.jp/movie/index.html#carmen二時間半を超える上映ながら、一瞬たりとも飽きさせぬ素晴らしい声とオケと振り付け。
それに古典的ながら最上級の演出。本当に素晴らしい。
オペラを上映するlivespireに関して。
オケの音は素晴らしく文句が無い。
映像はカット割りがされて、注目すべき箇所が映るのが、ちょっとやだけど、
オペラ歌手のアップの表情が見えるので、満足。
声の再生、特に男の声量に
スピーカーが対応できてないと思われて、
割れてないけど、微妙に割れ気味の音質でキンキンする。
巨大なオペラ劇場で、広大な空間をワンワン響かせて鳴く声は泣きそうになるけど、
やはりスピーカーの限界もあるのかな。
(オケと女性の声量の声の再生は、本当に素晴らしいのだけど)
肉感的で魔性の女を演じきったアンナ・カテリーナ・アントナッチも素晴らしかった。
ヘンゼルとグレーテル
http://www.livespire.jp/movie/index.html#hanzelandgretelとても前衛的な演出。
段ボールハウスに、お菓子の家はスーパーの陳列台。
魔女は不審者そのもので、
カロリー高すぎの肥満児。
グリム
童話を現代の問題に置き換えて、UKでは非常に受けそうだわ、
日本人的感覚からするとギョッとしましたけど。
グレーテル役のソアドリアーナ・クチェロヴァーが素晴らしい。
“Livespire”とは、
ソニー株式会社が、ミュージカル・演劇などの舞台芸術、音楽
コンサートやスポーツ
イベントなどをデジタル映像化し、作品・イベントの権利所有者と共同で全国の映画館に向けて、デジタルライブコンテンツの製作・配給を行うサービスです。
Livespireがオペラの代わりになるのか?というと、
俺はならないと思う。
オペラハウスの空間と観客の心を掴んでしまう歌手の声を知っているから。
初めてのオペラ鑑賞に、Livespireは向いているか?
向いていないと思う。
少なくとも、オペラ劇場で何回か鑑賞した者であれば、
声や演出を脳内補完できると思うので楽しめると思うので楽しめると思う。
そうした鑑賞はありだと思う。
東京オペラシティでは最安の席(天井間近)の席は3,000円ほどで入手できるので
そちらから入るのがお勧め。
http://www.operacity.jp/では、Livespireに存在価値が無いかと言うと、
そんなことは無い。
日本に滅多にこないカンパニーのオペラを鑑賞できる機会はありがたい。
それに、歌手も指揮者も人間である以上、いつかは現役を退く。
最盛期の舞台を最上の映像と音声で残せるというのは凄い事だ。
国営放送とかもしきりに映像化しているので、
そこらと太刀打ちするのも大変だろうが頑張って欲しい。
チケット代が3,000円というのは高すぎに感じるが。。
7万とかオペラチケットは平気でするのでやむを得ない感じもするけど、
映画の料金ぐらいで提供して欲しい。
あと、これは絶対に実現して欲しいが、
Live(リアルタイム)でないのが嫌だ。
欧州の開演時間を考えたら日本は朝方になるのかもしれないけど、
リアルタイムで上演して欲しい。
スイッチングも音声のミキシングも大変だろうけど
(ミキシングは本当に凄かった、微細な乾杯の音まで再現)
我々の拍手を、リアルタイムで現地に届けたいと思った。
Black designhttp://www.blackdesign.jp/